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動物の頭の良さに個体差はあるのか?を考えてみた

頭の良い動物の筆頭といえばヒト、つまり人間ですが

人間は別として頭がいい動物は何か?と聞くと

おそらくチンパンジーではないか、と答えるでしょう。


ここで考えてみたいのが、頭の良さにも程度があるのか?ということです。

人間は動物全体で見たら比べられないほど頭がいいですが

では人間の中で比べてみるとどうでしょう。


一方では九九が言えない、文字もかけない大人がいたり

一方では難しい数式を証明したり、古文書を解読したりする人もいます。

教育や環境によってそれほどの差が出るわけですが、

もともと持っていた「モノ」が違うんだよ、という意見もありますね。


では、もともとのモノが違うとして、

動物にも個体差があるのでしょうか?



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頭のいい動物は何なのか?

いろいろ調べてみましたが、やはり専門家の間でも多少意見が分かれているようです。

そこでここではある程度幅を持たせて考えてみましょう。


まず最初に言ったように、チンパンジーが一番頭がよさそうです。

芸を仕込めばできる…のを超えて、自分で考えて行動することが出来ます。

道具を使うことが出来るほどで、環境に合わせる能力を持ってます。

人間とのDNAの差はたったの4%という説もあり、最もヒトに近いと言えるでしょう。


次によく挙がるのはイルカです。

イルカを食べる文化がある場所もありますが、頭がいい動物を食べることに批判も多いようです。

イルカショーはどこでも人気ですし、こちらの動きに反応することが出来ます。

溺れている人を助けたイルカやクジラがいるなんて話も聞きますね。


意外なのが豚です。

三歳児と同等の頭を持っているとされ、喜怒哀楽や退屈などの感情があるみたいです。

三歳の子供といえど、かなりいろいろ考えられますし

人によってはその頃の記憶がある人もいるんじゃないでしょうか。


オランウータンなどの霊長類はもちろんのこと

カラスやオウムなどの鳥類も馬鹿になりませんし

そのほか犬や猫なども頭がいいでしょう。


程度があるのか?


頭のいい動物はわかりましたが、頭の良さに程度はあるのか?という疑問がわきます。

人間は頭がいい生き物ではありますが、その程度の違いは大きいですよね。

逆に言うと、生まれたままだとそんなに頭がいいとは言えないかもしれませんが

そこから教育などの環境によって大きく伸ばすことが出来る、と言えそうです。


ということは、動物にも教育をすることによって

さらに頭をよくすることが出来るのだろうか?と考えられます。

確かに頭が良いと挙げた動物たちに芸を教えれば大半はできたりしますよね。

変わったところだと絵を描く象や、数を数えるオウムなどがいたりします。


しかし、生まれ持ったモノ、つまり才能とかもともとの頭の良さとも言えますが

それによっても大きく違うのではないかとも考えられてます。


ヒトでいうと、同じ教育を受けたのに全く違う道に進んでいきます。

それは理解力、応用力などのその人の持っている「チカラ」によるものなのかもしれません。

つまり個体差があるのでしょう。


ならば動物にも個体差があるのではないか?というのが本題です。


芸が出来る動物


犬や猫を飼っている方は多いと思います。

平成28年(2016年)全国犬猫飼育実態調査によると

犬を飼っている世帯は全体の14.16%、猫は9.93%だそうです。

単純計算でおよそ4軒に1軒はどちらかを飼っていると言えそうです。


犬を飼うとお手やお座りなどの芸を教えることも多いでしょう。

最初のうちは出来ませんが、えさを与えつつ根気よく続けると

いずれ出来るようになるのです。


条件反射なのかもしれませんが、それでもこちらの「お手」や「お座り」などの

命令を頭で理解して、それならこの動きだ、そちらならこうだ、と動けるということです。


種類によっても覚える早さが違います。

すぐに覚える犬種もいれば、なかなか覚えない犬種もいます。

これは個体差ではなく種類の差ですね。


そうではなく、同じチワワならチワワで

あのうちのチワワはすぐに芸が出来るのに、うちのはいつまでたっても出来ないわね~

というのが個体差ですね。


細かく言えば、教え方が悪い!とも言えるのかもしれませんが

もし全く同じ教育をしてたらまったく同じ芸を同じタイミングで

全ての犬が覚えられるのか?というと

そういうわけではない気がします。

つまり個体差があると言えそうです。

同じチワワの中でも、頭のいいチワワとそうでないチワワがいるということですね。


それは遺伝によるものなのか何なのかはわかりませんが

生まれた段階で違いがあるのかもしれません。


程度の差、の差


イメージでいうとヒトの頭の良さは大きく違うのに

動物の頭の良さはあまりなさそうな気がします。

同じチワワなら、同じくらいの頭の良さだというイメージではないですか?


私もそう思ってたのですが、ヒトの頭の良さにこんなにも違いがあるのか…と考えていたところ

もしや動物にも違いがあるのか?と考え始めたのがきっかけです。


いろいろ考えてみたら動物にも個体差がありそうです。

となると、なぜその個体差がクローズアップされないのか、イメージにないのか、という話です。


ヒトの頭の良さを100とした場合、例えば犬全体を10としましょう。

ヒトの程度の差は100のうちで上下します。

それに対して犬は10の中でしか上下できません。


これではわかりにくいか…うーんっと

例えばこれならどうでしょうか。

ヒトは平均が100だとして、80の人もいれば120の人もいます。

それに対し犬は平均が10なので、8の犬もいれば12の犬もいるということ。

ヒトの違いは40もありますが、犬は4しかありません。


なのでヒトの頭の良さの違いは分かりやすいですが

犬の差はイメージしにくいのではないか?と考えたわけです。

これが「程度の差、の差」ということです。


つまり何が言いたいんだってばよ?


ヒトと犬の違い、チンパンジーと豚の違いというのは大きいかもしれません。

種族が違うので当然です。

しかし同種族においての個体差は、ヒトは大きいので当たり前に感じられますが

他の動物にはないのではないか?とイメージしてました。


しかしよくよく考えてみると、動物にもわかりにくいものの

個体差があるのではなかろうか、というのが結論です。


そう考えると、動物と接するときも

「犬」「猫」など大きくとらえるのではなく

「ポチ」「タマ」などその子として接することが出来ますし

動物嫌いの方も印象が変わってくるのかな?と思いました。

この子はちょっと頭が残念だけど、そこが可愛いんだよねぇとか。

動物好き、特に犬好きの私にとっては、そうなれば素敵だなと思います。


ブログの良さ


結局自分でも何が言いたいのか、何を伝えたいのか

そしてどう書けば伝わるのかがうまくまとまりませんでした。

しかし論文と違ってブログのいい所は

こういう煩雑とした文章をつらつら思うがまま書いていても

特に問題はないわけで、こちらも気が楽です。


こんな文章でも最後まで読んでくれて、

さらに私の言いたいことが少しでも伝わったとするならば

これ以上嬉しいことはないのです。ありがとうございます。