徒然なるままに書き連ねた 煩雑感満載のウェブログ

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トンネルを抜けると、そこはメガネでした

そのトンネルの出口には、メガネが大量に置いてあるといいます。

道行く人に尋ねると、どうやらすべて落とし物だといいます。

なぜ、そのトンネルでメガネばかり落とすのかわかりますか?


興味深いテーマ


先日、テレビでとても興味深いことをやっていました。

TBS系「水曜日のダウンタウン」6月28日放送 にて、

「日本一低いトンネル」について放送していました。


視聴者からの投稿で、ここのトンネルは低い、

ここのトンネルはきっと日本一低いに違いない、と

様々な情報が寄せられたので、検証しに行く、

という内容でした。


後日ネットで調べてみると、どうやらさんざん過去に扱われた場所らしく、

昔見ただの、アレより低いところを知ってるだの、

いろいろな情報が飛び交っています。


真偽のほどはともかく、スタッフが検証しに行った結果

その中で一番低いトンネルが見つかりました。

兵庫県甲子園近くにあるそうです。

その高さなんと「133㎝」!

普通の大人なら立って進めない高さです。

いろんな事情があったのでしょうが、それでもこうやって存在し、

そして多くの人がまた利用しているのが興味深かったです。


トンネルの出口にメガネ??


しばらくするとメガネを持った男性が出てきます。

「これ落としました?」

スタッフが否定すると、どうやらメガネの落し物が多いそうです。


ふと見ると、出口近くにメガネが大量に置いてありました。

これは番組用にまとめたのか、それとも本当にそうやって置いてあったのか

それはわかりませんが、とにかく置いてあったのです。


なぜメガネを落とすのか


番組の検証によると、どうやらとても低いトンネルなので、

通る人皆が、身をかがめて進むので、

かけている人はわかるでしょうが、ポケットに入れている人は

そのまま落としてしまうのでは、ということでした。


しかも、そのトンネルは線路の下なので

電車が通ったりすると騒音がすごいので

メガネを落とした音なんて聞こえないのです。


そうやって少しずつ落とされていったメガネが

積もり積もったのが、あの落とし物だった、というわけです。


始点と終点のつながり


このエピソード自体はまあ面白かったのですが、

何より普通に聞いたらまったく関係のなさそうな事象

とある理由により、結びつくさまがとても興味深かったのです。


この場合、「トンネル」という始点から、

「メガネの落し物」という終点へと

どうやってたどり着くのか、ということです。


種を明かせば、「トンネルはとても低いので、

通る人が身をかがめて、メガネを落としてしまうから」ということですね。


理由を聞いてしまえば、なるほどと納得できるのですが

まさかその二つがそう結びつくのかー、と驚きます。

これはまさに「コロンブスの卵」的発想ではないでしょうか。


頭の柔軟性


人間が生きていくうえで、頭の柔軟性ほど重要なものはないな、と

最近私は思うのです。

そのために勉強する、といってもいいのではないかと思うほどです。


新しいアイディア、独創性、奇抜な発想、新しい風、協調性・・・

全てにおいて、頭が柔らかければ、と思うのです。

難しいですが私は常に頭を柔らかくして、と言い聞かせています。


このエピソードは、そんな思いを再認識させる

とても興味深いお話でした。