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小さい頃はあんなに平気だったのになぜ虫が触れなくなるのか

以前話した通り私は長野の田舎出身です。

家の周りには畑や荒れ地が多く、土遊びには困りませんでした。

友達と遊ぶ時も泥だらけになって遊ぶことも多かった気がします。

当然ミミズやダンゴムシなどの虫は当たり前のようにそこにいて、

別段気にすることもなく触るのも平気でした。

クラスの女子の中には虫が苦手という子もいましたが

それでもカブトムシなどは大丈夫だったりしました。


家に出る一番の嫌われ者「G」、

黒くてカサカサすばしっこいあいつです。

私はこのGを大人になるまで見たことがありませんでした。

比較的寒い土地だからなのか、理由はわかりませんが出なかったのです。

さすがにGを見たら虫が嫌いな子供だったかもしれませんが、

幸いに見たことがなく、見るのはミミズなどのおとなしいものなので

特に嫌いになることもなかったのです。

それなのに・・・

大人になった今は小さなクモすら触ることができなくなりました。


なぜ虫が触れないのか


あれほど平気だったのになぜ大人になったら触れなくなったのか。

自己分析してみると、やはり「虫から遠ざかった」のが一番の原因のような気がします。

大人になるにつれ土遊びよりもゲームやらのインドアに、

そして田舎よりも都会に遊びに行くことが当たり前になっていきます。

虫に触るどころか見ることすら機会がなくなっていました。


それと同時に「虫のことをより知る機会」が増えてきます。

あの虫は毒を持っている、

あの虫は噛まれるとすごく痛い、

あの虫は病気を媒介する、

あの虫は・・・

そういう「知識」が増えていけばいくほど

虫が怖い、嫌い、になっていくのは道理です。


淡い記憶


私の例でいえば、私は小さいころ蛇が異常に好きだったそうです。

おばあちゃんと一緒に蛇図鑑を見ては興奮してたそうなんです。

しかしいつの頃からか蛇が大嫌いになっていました。

私としては「毒を持つ」「噛まれると痛い」「見た目が気持ち悪い」などの

いわゆる普通の感覚で嫌いになったとばかり思ってましたが、

母にこんなことを言われたことでハッとしました。

「おばあちゃんが、図鑑を見るたびに

 蛇怖いねー!やだねー!怖いねー!やー、蛇怖い!

 って言ってたよ。それで嫌いになったんだよ」


なんのことはない、ただのトラウマでした


これを知った時の衝撃。

そしてそういえば蛇が好きだったなーという淡い記憶。

虫嫌いの話になるといつも思い出すのはこの記憶です。


まとめ


少し話がそれましたが、やはり虫のいる環境から遠くなればなるほど

虫が嫌いになるのは当たり前のことのような気がします。

日常で当たり前のようにハエや蚊がぶんぶん飛んでいる環境で、

虫が嫌い、なんて言ってられませんもんね。

それだけきれいな環境になったともいえるかもしれません。

果たしてそれが本当に人間にとっていいことなのかは別ですが。